OSI参照モデル(データリンク層)について

ネットワークOSI参照モデル, ネットワーク

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前回書いた記事
OSI参照モデルについて

今回も前回に引き続きネットワークを学ぶ上で基本となるOSI参照モデルについて調べていきます。前回は、OSI参照モデルとはということで、調べていき、OSI参照モデルの最も下のレイヤーにあたる物理層についてまとめました。今回は一つ上のレイヤーになるデータリンク層についてまとめていきたいと思います。

データリンク層とは

データリンク層では、ワイドエリアネットワークにおいては隣接するネットワークノード間でのデータ転送を行い、ローカルエリアネットワークでは同じネットワークセグメント内のノード間でデータ転送を行う。 データリンク層は、ネットワークエンティティ間でデータを転送するための機能や手順を提供し、物理層で発生する誤り(エラー)の検出方法や、その誤りを訂正し得る方法を提供する。 データリンクプロトコルの例として、ローカルエリアネットワークのイーサネットや、ポイントtoポイント接続のPPPやHDLCやADCCP等がある。

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回線にデータを乗せたり、逆に回線からデータを取り出し、誤りの検出と訂正及び再送を行う。この層は通常2つのサブ・レイヤに分割され、上半分の誤りの検出を行う論理リンク制御(LLC: Logical Link Control)と、下半分の回線とのデータの受け渡しをするメディア・アクセス制御(MAC: Medium Access Control)とからなる。
また、データリンク層では、ネットワーク層からの要求を受けて、データの送信・受信を行なっている。物理層へのデータの送信・受信も行なっている。

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